【滋賀】浮気調査とは？目的や調査内容について

浮気調査の目的と概要

「値段の高い服やアクセサリーを身につけるなど、急に外見を気にし始めた」「いつも携帯を肌身離さず持つようになった」など、パートナーの行動に異変を感じたら、浮気調査をご依頼ください。

浮気調査とは、専門の探偵事務所に依頼して、パートナーの浮気行為の証拠を収集することです。主な目的は大きく分けて2つあります。

1つ目は、離婚を視野に入れた場合の証拠とすることです。浮気は日本の民法で定められた「重大な過失」に該当するため、浮気の事実が証明できれば、円滑な離婚手続きが可能になります。

2つ目は、不貞行為があった場合の慰謝料請求の根拠とすることです。裁判で浮気を認定されると、パートナーや浮気相手に対して金銭的な賠償を求めることができます。

具体的な証拠としては、写真や動画による不貞行為の記録、通話履歴やメッセージの記録、浮気相手との面会状況の記録などが想定されます。このように、浮気調査は法的手続きにおいて重要な役割を担っているのです。

浮気の事実を客観的な証拠で裏付けることで、スムーズな離婚や適正な慰謝料請求が可能になるため、探偵事務所による専門的な浮気調査は有効な手段といえます。

浮気調査の内容と手順

1．事前調査

探偵事務所が行う事前の情報収集作業を「事前調査」と呼びます。この事前調査では、調査対象者の生活リズムや人となりについて、基本的な情報を集めることが目的です。

例えば、調査対象者の氏名や年齢、住所、勤務先といった概要情報に加え、平日の出勤時間や帰宅時間、休日の過ごし方などの生活パターン、さらには性格や趣味、交友関係といった人物像についても確認を行います。

こうした事前の情報収集を十分に行うことで、その後の本調査をより効率的に実施できるようになります。探偵は、事前調査の結果にもとづいて、最適な調査計画を立案することができるのです。

なお、事前調査にかかる追加費用は通常発生せず、多くの探偵事務所では浮気調査の料金に事前調査の費用も含まれているのが一般的です。

2．本調査

本調査では、事前に収集した情報をもとに、浮気が疑われる対象者の行動を追跡します。探偵は対象者の生活パターンを完全に把握し、浮気現場に遭遇できるよう綿密な計画を立てます。

本調査の主な方法は以下の3つです。

• 張り込み調査：対象者の自宅や職場近くに張り込み、外出を待ち構える
• 尾行調査：対象者が外出した際に車両や徒歩で追跡し、行動を監視する
• 待ち伏せ調査：対象者が頻繁に立ち寄る場所で張り込み、浮気相手との落ち合いを狙う

探偵は高性能カメラなどを使用し、浮気の決定的証拠となる映像や写真の収集に努めます。例えば、望遠レンズ付きカメラでホテル街の様子を隠し撮りしたり、GPSで対象者の移動経路を追跡したりと、機材を駆使して浮気現場の確保を目指します。

3．報告書作成

浮気調査の結果は、証拠資料となる「調査報告書」にまとめられます。この報告書には、調査対象者の行動が詳細に時系列で記録され、浮気現場の写真や動画も添付されています。

調査報告書は、慰謝料請求や離婚裁判の際に重要な証拠として活用されます。よって、報告書の内容や作成の質次第で、調停や裁判の結果が大きく変わってくる可能性があります。そのため、報告書作成には手間とコストがかかります。

報告書作成の主な工程は以下のとおりです。

• 証拠となる撮影データの選別・編集
• 調査対象者の行動を時系列に記録
• 報告書のレイアウトや体裁の作成
• 報告書の印刷

このように報告書作成には手間がかかるため、探偵事務所から報告書作成費用として別途「手数料」が請求されるのが一般的です。一方、この手数料を調査料金に含める探偵事務所もあります。